平成25年度 夏期総会議事録

開催日時 平成25年6月29日(土)
開催場所 東京造形大学 第1会議室

出席者(40名)、委任状(188名)の合計228名、会員総数364名(6月現在)の過半数を超えた事により総会は成立した。審議に先立ち、小林敬生会長より挨拶、議事進行を事務局長 生嶋順理が行うことになった。

平成24年度事業報告

1:会員動向について
  • 新入、退会、移動の提案と報告が行われ承認された。
  • 名誉会員に清塚紀子先生、原健先生が推挙され承認された。
2: 報告第37回全国大学版画展
  • 第37回全国大学版画展(展示報告、ポスター・DM作成及び発送、公開セミナー・ワークショップ)について展覧会事務局 馬場章氏より報告が行われた。
  • ・搬入と展示、撤去と搬出について大変スムーズであった。
  • ・収蔵について、作品が大き過ぎパネルからも外せないため、別の作品での収蔵を美術館に相談。美術館から「受賞作品を収蔵したい」との返事があり検討した結果、今回は例外としてパネルで提出した。
  • ・キャプションと作品タイトルの相違について観客から指摘があった。作品タイトルは出品リストと同一にすること。
  • ・観客賞は東北芸術工科大学西村沙由里さん。
3: 議案第38回全国大学版画展(武蔵野美術大学 遠藤竜太)
  • ・収蔵賞について、「受賞作の提出が不可能な場合は、収蔵を辞退してもらうことがあります。」を確認。
  • ・会期等スケジュール、役割分担校については別紙資料を参照。
  • ・公開セミナー:O-JUN氏(東京芸大教授)と板津悟氏(イタヅ・リトグラフィック主宰)によるリトグラフ公開制作。
  • ・観客賞プレゼント版画寄贈作家5名
    阿部大介、坂井淳二、瀬川麻衣子、結城泰介、和田ときわ。
  • ・その後、収蔵賞について意見が出され、学会員が選ぶ賞と美術館が収蔵する意味の不整合があり、作品により収蔵を辞退となる場合が出てくることを考え、賞の名称変更の検討要請が会長へ提案され了承された。また、「作品は原則として平面に限る」ので、原則にあてはまらない作品が出品される場合には、その大学の担当教員は、事前に展覧会事務局へ対応を相談すること。
4: 議案学生作品販売について
  • 学生作品販売について女子美術大学、馬場章氏より報告が行われた。
  • ・参加学生数、出品作品数は昨年度より減ったが、販売数、売上金は増加し、昨年度より多い金額を町田市立国際版画美術館へ寄付出来た。
  • ・来年度担当校は東京芸術大学。1年度のみの担当。
5: 議案第42号学会誌報告と43号学会誌予定(東北芸術工科大学 若月公平)
  • ・42号は大学版画学会名称最後の学会誌。版画学会となる43号でも編集方針は継続する。42号では、印刷原稿作成でトラブルがあり、入稿原稿作成を外注したため約10万円の予算オーバーとなった。
  • ・43号では、すでに執筆希望があるので、今後執筆希望がある場合は、締切を守ることへの要望があった。
6: 議案大学版画展受賞者展(文房堂ギャラリー)
  • 大学版画展受賞者展(文房堂ギャラリー)について筑波大学田島直樹先生より報告・予算案の提案があり承認された。
7: 議案大学版画展受賞者展巡回展について
  • 大学版画展受賞者展巡回展について東北芸術工科大若月公平先生より報告と予算案提案があり承認された
8: 議案大学版画展受賞者展巡回展(山形)について
  • 大学版画展受賞者展巡回展(山形)について東北芸術工科大学 若月公平先生より報告が行われた。
9: 報告平成24年度決算報告
  • 平成24年度決算報告が前事務局愛知県立芸大倉地久先生より報告された。
  • ・新入会員、会員の追跡調査等により会費収入が増えた。学会誌編集費印刷費は23,24年度分の報告があるが、これは年度を越えて出版作業がされる状況があるためで、24年度分は25年度予算へ計上している。
  • ・ispaJAPAN大学版画基金から「版の時間」に55万円の助成が行われた。基金の残額は15万円である。
  • 平成24年度決算報告を承認。
10: 議案版画学会細則案(事務局 東京造形大学 生嶋順理)
  • ・「趣旨」「会費について」「事務局について」「運営委員会について」については一部修正し承認。「専門委員会について」「運営委員の改選について」「地域ブロックに於ける活動部会について」「版画学会組織図(案)」については継続審議とし、資料文面は参考として提案。継続審議内容は次回総会へ再提案。
11: 報告
  • 第2回国際木版画会議の内容説明があり、版画学会が後援することを承認。
12: 報告大学版画展受賞者展巡回展(山形)について
  • 「版の時間−age of printing-」(実行委員長 愛知県立芸術大学 倉地久)会計報告は次回総会にて行う。
13:その他
  • ・版画学会の細則等が定まり、次期運営委員会が組織されるまで、運営委員及び専門委員会委員長は現委員で行う。「個人情報に関する取り扱い規定」の文面を参考として提案。次回総会まで意見等聴取。YPA賞について、今年度も昨年度同様の企画をすることをCWAJ担当者と確認した。