開催日時 平成28年7月2日(土)
場所 東北芸術工科大学 本館6F第1会議室
出席者22名、委任状223名で合計245名となり、会員総数373名(7月現在)の過半数を超え総会は成立した。審議に先立ち会長より挨拶があり、議事進行を事務局長中村が行った。
議事
1:会長挨拶 有地好登会長(日本大学芸術学部)
2:学会事務局(東北芸術工科大学 中村桂子)
- 2-1 議案会員動向について
- ・新入、退会、移動の提案を承認
- ※住所不明者のお知り合いの方がおいででしたら、事務局まで新住所をお知らせ下さるようお伝え下さい。
- 2-2 報告平成27(2015)年度会計報告
- ・平成27年度会計報告書を承認。
- 2-3 議案平成28(2016)年度予算計画
- ・平成28年度予算案を承認。
3:展覧会実行委員会
- 3-1 報告第40全国大学版画展
- ・2015年12月5日〜20日の会期で行われ、参加校49校、出品者243名、出品数243作品
- ・タイのチェンマイ大学から5名(5点)参加
- ・観客賞は色川美江さん(東京藝術大学)
- ・第40回全国大学版画展記念シンポジウムを開催(12月5日)
- ・公開セミナー「製本のワークショップ」開催(12月6日)
- ・展覧会、イベントの詳細は45号版画学会誌参照
- 3-2 議案全国大学版画展 第41回展開催計画(東京藝術大学・三井田盛一郎)
- ・会期、スケジュール、企画内容を承認。
- ・会期中ワークショップを行うことを決定、内容を今後募集。
- ・役割分担について、東京近郊(特に美術館近郊)大学の負担軽減のため、出品各校に分散させることを今後検討。
- ・①学会委託搬出の取り止め ②ポスター・DM発注の取りまとめ について変更点を承認。
①については、出品各校の担当者が責任を持って行うこと。 - ・学会誌の論文掲載者は展覧会期中に口頭発表(報告)を行うことを義務化し、学会誌編集局はその旨執筆希望者に告知することで合意、承認
- 3-3 報告学生作品販売部門 第40回展(多摩美術大学 古谷博子)
- ・学生作品販売報告、経費明細、参加人数、作品数リスト、販売集計表を確認
- ・以下の点を留意して教員が指導するよう担当者より要請
- ①作品の送付の遅延、および辞退の場合は早めに担当校に連絡のこと
- ②問い合わせに対し、必ず連絡の取れる住所、連絡先を担当校に知らせること
- ③出品作品はリスト順に並べて送付
- ④ラベルやリストは本年度のものを必ず使用のこと
- ⑤リストと出品作のタイトルは必ず同じにすること
- 3-4 議案受賞者展計画 第10回展計画(文化学園大学 北浦肇)
- 会期:2016年7月13日〜26日 会場:文房堂ギャラリー(東京)
- ・第40回全国大学版画展受賞者のうち28名出品予定(巡回展には26名出品予定)
- ・予算案を承認
- ・2017−18年度担当校は事務局で検討し、定期総会で審議予定
- 3-5 議案巡回展部門 山形巡回展計画(東北芸術工科大学 若月公平)
- 展覧会名:版画の断層-4
- 会期:2016年10月11日〜21日 会場:東北芸術工科大学本館7Fギャラリー(山形)
- ・企画内容、予算案を承認
- 3-6 報告巡回展部門 九州巡回展(九州産業大学 古本元治)
- 展覧会名:九州・沖縄プロジェクト 2015
- 会期:2015年12月11日~20日 会場:九州産業大学美術館、九州産業大学オープンスペース、芸術学部アートギャラリー など
- 企画、予算案を承認
- 会期:2015年12月8日~12月20日 会場:ギャラリーおいし
4:学会誌編集委員会
- 4-1 報告・議案学会誌44号報告・45号編集計画(大阪芸術大学 坂井淳二)
- ・44号報告を承認
- ・45号編集計画を承認
- ■審議事項
- ◎ 学会誌掲載の論文の口頭発表を義務付けるか否か。発表をする場合、時期と場所をどうするか学会誌編集担当で協議し、次回総会で議案提示
- 4-2 専門委員会活動について
- ■審議事項
- ◎ 学術研究部門、技法・材料研究部門の内容の明確化とどう運営すべきか
5:版画学会英語表記
- ・『The Japan Society of Printmaking』に決定
- ・次号以降の学会誌には上記ロゴを入れることを確認
- ■審議事項
- ◎ 浮世絵木版画から現代に至るまで独自の展開を持つ日本の版画の学会を表明する意味で、英語表記にHANGAの文字を入れてはどうか、との意見もあったが、Printmakingという英語表記に対してHANGAの意味が過度に特殊性を持ってとらえられてしまうのではないか、また英語表記はあくまでも英語としてノーマルなものがふさわしい、との意見から上記表記に決定した
6:重要審議事項
- 6-1 全国大学版画展歴代受賞者作品のアーカイブ化について
- ・日本の現代版画史のなかの、ひとつの重要な資料でもあり、作品のリストおよび作品画像のデジタルデータの作成は必要であることで合意
- ・全国大学版画展40周年記念事業として行う方向で承認。ただし、経費や担当者選出、作業人員の確保など、具体化できるかどうか事務局を中心に検討し、12月総会で議案提示
- 6-2 歴代受賞者展開催について
- ・デジタルデータの作成が可能な場合、歴代受賞作による展覧会を開催してはどうかという提案に対し、開催も視野に入れてデータ作成の実現化を進めることで合意
- 6-3 学会誌バックナンバーのデジタルデータのアーカイブ化について
- ・版画学会ホームページで公開することを承認、ただし画像データを高精細にしないなど不用な流出を避ける工夫が必要
- ・今後、学会誌への寄稿はホームページでの公開を前提とすることを、募集の際執筆者に確認することで合意
- 6-4 物故会員の顕彰制度について
- ・顕彰基準の判断が難しいため、顕彰制度は特に設けず物故会員として名簿などに名前を残すのみとする事で承認
- 6-5 名誉会員の推挙検討
- ・推挙の基準ラインについて、12月総会までに運営委員間で意見交換し、総会で議案提示
- 6-6 学会ホームページの活用
- ・今後どのような活用方法が考えられるか
- 6-7 次期役員、担当校の選出【資料12参照】
- ・次期会長・副会長の候補を地域ブロックごとに挙げ、次回運営委員会の承認を経て総会で正式承認することを確認